引きこもりのブログ

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 「ひきこもる青少年の心」より

長期引きこもりのケースでは、自己愛の病理が絡んでいる場合が多いといわれる。外側から見ると、彼らは社会や他者からひきこもっているようにみえる。しかし、実際には、彼らには現実の他者というものが存在せず、あるのは「自己」と「世界」だけのように筆者には思われる。その「世界」は肥大した自己の投影から生み出されたものであり、その圧倒的な「世界」の壁に囲まれ、彼らは怯え、恐れ、怒りをもっている。自己の幻影である「世界」の壁の外側に出ることができないということは、現実の他者とふれあうことができずに生きているということであり、それは本当につらい世界であろう。