引きこもりのブログ

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 コンビニから持ち帰ったフリーペーパーを眺めていた。

 サロンや飲食店など、県内のさまざまなお店が広告を出していた。その中に、シニアを対象にしたパソコンスクールがあった。見出しに「100回聞いても大丈夫!!丁寧指導で理解力アップ!!」と書かれていた。

 

 とても悲しくなった。

 年を取れば、新しいものに順応する力は衰えていく。プログラマ35歳定年説なんてものもあるが、そこまで極端でなくても、頭や体は加齢とともに老いていくというのが定説だろう。ましてや「パソコン入門」と銘打っているのだから、興味はあったけど、今まで使ったことがないという人たちが主な客層になるのだろう。60代70代のそういった人たちがパソコンを使えるようになるとは、ちょっと思えない。まあ「使える」の定義にもよるんだろうけど、インターネットを見たり、年賀状を作ったりするのは、かなりの理解力と努力がないと、難しそうだ。

 

 なんとかしてパソコンを使えるようになりたい人たちが、何度も質問して、結局あきらめてスクールを去っていく…みたいな悲しい構図が、頭の中に浮かんだ。教える人も、教わる人も、どちらもが幸せになれない。

 …いや、それが幸せかどうかなんて、俺が決めることではないし、決められることでもないけど。でも、もし俺が教える側、もしくは教わる側になったとしたら、悲しくて落ち込んでしまう。

 そして、それと同じ図式が、将来自分とより若い世代の間に成り立つと思うと、もう悲しくて仕方がない。

 今の自分に対して、何の有益性ももたない悲しみが、今日の自分を覆っていた。