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引きこもりのブログ

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乾燥ドリアン

 父が海外旅行を終えて、いろいろなお土産をもって帰ってきた。主に食べ物がメインで、その中の一つに乾燥ドリアンがあった。

 そういえば、去年の海外旅行でも、父は乾燥ドリアンを買ってきていた。父はそれが好きらしかったが、他の家族からはえらく評判が悪く、けっきょく3か月くらいかけて食べきったと記憶している。主に父と俺で食べた。俺もあまり美味しいとは思わなかった。

 その父が、また乾燥ドリアンを買ってきた。6パック。母が何故ドリアンを買ってきたか尋ねると、父は「ドライマンゴーも買ってきたから」とはぐらかしていた。そういうことではない。マンゴーはいいとしても、ドリアンはお土産として他人に渡すことができない。家族の内で消費しなければいけないものを、何故父は再び買ってきてしまったのか。

 思うに、お土産は珍しいものを買っていけばいいという考えが父の中にはあるのだと思う。いや、それは間違っていないと思うし、実際俺たちもそれで喜んでいるのでいいのだが。問題はそのセレクトにあって、何故乾燥ドリアンなのか。ドリアンといえばひどく臭う食べ物で、逆にそれが存在理由なんじゃないかなんて思っているのだけど、乾燥ドリアンは臭わない。乾いているから臭わないのではなくて、口に入れても臭わない。おそらく何か化学的な処理で臭いを抜いていて、その際に味も大分落ちているだろう。

 でもまあ、買ってきてくれたのだからできるかぎりの感謝をして食べよう。ゆっくり味わって、隔週くらいで。